システム開発は買い取りと月額、どちらがお得? 支払い方の違いと選び方
システム開発を頼むとき、支払い方にはいくつかの形があります。開発費をまとめて払ってソースコードを受け取る「買い取り」と、初期費用を抑えて毎月支払う「月額」。どちらがいいのか、迷われる方も多いと思います。この記事では、それぞれの違いと選び方をご紹介します。
2 つの支払い方
| 買い取り | 初期費用+月額 | |
|---|---|---|
| 最初に払う金額 | 大きめ | 小さめ |
| 毎月の支払い | なし(運用は自社で) | あり(運用込み) |
| 運用する人 | 自社 | 開発会社 |
| ソースコード・著作権 | 受け取ることが多い(契約の条件による) | 契約の条件による |
| 向いている会社 | 社内に運用できる方がいる | 社内に運用できる方がいない |
買い取りが向いている会社
買い取りは、開発費を一括で支払って、ソースコードを受け取る形です。著作権まで移るかどうかは契約によって違うので、確かめておくと安心です。運用は自社で行います。
向いているのは、社内にサーバーを管理できる方がいる会社です。部品の更新、バックアップ、障害の対応をご自身で続けられるなら、毎月の支払いはかかりません。
反対に、運用できる方がいないのに買い取ると、誰も手を入れないまま部品が古くなって、ある日止まってしまったり、安全上の問題を抱えてしまったりすることがあります。結局は別の会社に保守を頼むことになり、その会社は中身を知らないところから始めることになってしまいます。
月額が向いている会社
月額は、初期費用を抑えて、運用も含めて毎月支払う形です。
向いているのは、社内に IT に詳しい方がいない会社です。サーバーの管理や不具合の対応を開発会社に任せられるので、使うことに集中できます。つくった会社がそのまま運用まで見る形なら、不具合が出たときも、どこを直せばいいかが分かりやすくなります。
選ぶときのポイント
何年使うと、総額はいくらになるか
月額は、使う期間が長くなるほど総額が増えていきます。3 年、5 年使ったときの総額を、買い取りの金額+自社で運用する費用と比べてみてください。自社で運用する費用には、担当の方の手間(人件費)も含めて考えると、より実感に近くなります。
月額をやめるとき、どうなるか
月額の契約をやめるとき、ソースコードとデータを受け取れるか、そのとき費用がかかるかは、ぜひ聞いておいてください。ここが決まっていないと、やめたくてもやめにくい状態になってしまうことがあります。
月額に何が含まれるか
月額に、改修や機能の追加まで含まれるのか、運用だけなのか。どの時間帯に対応してもらえるのか。詳しくは保守・運用費用の記事でご紹介しています。
KAIZEN開発の 2 つの支払い方
私たち KAIZEN開発では、初期費用+月額を基本にしながら、買い取りもお選びいただけます(金額は税別)。
| 区分 | 初期費用 | 月額 | 買い取り価格 |
|---|---|---|---|
| ミニ | 5〜20万円 | 3万円 | 41〜56万円 |
| 小規模 | 20〜80万円 | 3〜10万円 | 56〜200万円 |
| 中規模 | 80〜250万円 | 10〜20万円 | 200〜490万円 |
| 大規模 | 250万円〜 | 個別見積もり | 個別見積もり |
- 買い取り価格は、初期費用に月額 12 か月分を足した金額です。初期費用は月額プランを前提に設定しているため、買い取りでは、業務のすり合わせと設計の費用、著作権とソースコードをお渡しする対価を含めて、一括でいただいています。
- 買い取りの場合は、ソースコードをお渡しするところまでが私たちの担当です。お客様の環境への設置や、運用のやり方のご説明はしていません。
- 月額プランを途中でやめるときは、買い取り価格からお支払い済みの合計を差し引いた差額をいただいて、ソースコードとデータをお渡しし、著作権もお客様に移ります。月額を 12 か月分お支払いいただいた後は、差額はかかりません。
つまり、月額プランで始めて 1 年お使いいただければ、その後はいつやめても、追加の費用なしでソースコードとデータを受け取れます。まずは月額で始めて、社内に運用できる体制が整ったら切り替える、という使い方もできます。
まとめ
社内に運用できる方がいるなら買い取り、いないなら月額。選ぶときは、何年か使ったときの総額と、月額をやめるときの扱いを確かめておくと安心です。迷ったときは、運用を任せられる月額で始めて、あとから切り替えられる形を選んでおくと、気持ちも楽だと思います。
どちらが合いそうかは、ご相談の中で一緒に考えさせてください。